スタンフォード大学教授のスティーブン・G・ブランクさんの講演。
アントレプレナーの教科書の著者としてもお馴染みの方です。
このビデオがとても面白かった。馴染みのあるシリコンバレーが出来るまでの物語。
モチベーション、カルチャー、インフラといった発展に必要な要素が時代の流れの中で交じり合いながら現在にいたるストーリーがとても刺激的。
日曜の午後に見るのにちょうど良い感じ。
シリコンバレー在住のエンジニアの上杉周作さんが、ご本人に了解を得て追加した日本語字幕もあって英語ダメなひとでもOKです。
講演の約半分は戦争の話です。技術の発展と戦争というのは裏表みたいなところがあるのはよく言われることだと思います。その意味でシリコンバレーの歴史も例外ではなかったことを確認できます。
先の大戦中に戦闘機の窓からチャフをばらまいていた人も、やがてそれがインターネットの礎になるようなことは想像することすら無かったと思いますが、人は発展や進化との過程で多くのものを失いながらもしたたかにそれを肥やしにしていく生き物なのだなぁ、とも思いました。