本日から2月。という事で、一年の予測も出尽くした感があるので先週、ザクッと拾ってみた。検索は Google で 、 "Digital Marketing 2016" で2 ページ目までに出てきたWebサイトから要素を拾っています。
普段見ているサイトかどうか、著名なサイトかどうかは一切無視して、単に、検索結果が上位なところを選んだ事になります。ここはGoogle様のアルゴリズムに全幅の信頼をよせています。
では早速。
【注】
・ワードが長いものは少し丸めているものもあり。
・10個以上予測しているサイトもあったがこの表からは割愛。(例えば CMO.com など )
Excelのキャプチャという手抜き作表なので、やや見難いですが、同じカテゴリに分るい出来るものは色を合わせましたので、何となく、全体のトレンドが分かる様な気がします。しませんかね。。。
ごく個人的なざっと見た感じの印象ですと、以下三つ。印象なので、単に自分の関心に近いというバイアスがかかっていますが、概ね外れてないだろうと。
- Social Media の活用を見直す ( Ad と CRM という対照的な視点も含めて)
- Personalized の進展 (広告配信、Web experienceの最適化といった部分)
- モバイル (含むWearable) への適応の強化
- 三つと言いながら付け加えるならビデオ。
「何それ?」的な真新しいものというよりは、ここ数年のトレンドの中で淘汰洗練されつつあるものがブラッシュアップされていく感じです。
逆にMarketing Automationがさほど礼賛されていないのも意味深な結果。B2B界隈ではここ2年ほどMarketing Automationが加速度的にフィーチャーされている印象だけに。そこで勝手に理由を推測。
- O2O的な見栄えのする成功事例と違って、個社ごとの緻密な設計 = Programmatic 的なところが求められる場合もあり、「裏では動いています」的な話しになりがちなのかもしれない。
- いわゆるビックデータ的な要素と結びついてくる場合が多いと想定されるので、導入できるのは大企業に限定されているのかもしれないので、認知感心の段階は一巡した。
- まじめにやろうとすると、労働集約的な部分がある事に気づき始めている。
- コミュニケーションチャネル、販売チャネル、社内データ基盤など、実装以降もガバナンスの効かせ方など調整事項が多い企業もまだ多いはず。
- 社内外で実際に手を動かせる人が少ないか、分業化している為にスピードが上がらない。サポート、マーケ、営業、みたいな組織だと、Marketing Automation って社内横断すぎて使いこなすのに苦労しそうです。(これ、自分の勤務先の話か)
別に誰も、「MAは終わった」とは言ってないので、過度な期待値から次のフェーズに移ったと考えるのが妥当なんでしょう。この部分は別稿でもう少し考えてみたい。
調査会社の予測と年初のトレンド予測は発信者自身によってレビューされる事はあまり見た事ないので、ここは年末にもう一度振り返ってみよう。
■出典■
- Search Engine Journal
- Smart Insights
- NewsMediaDigital
- Entrepreneur
- Business 2 Community
- COMMCREATIVE
5 Digital Marketing Trends for 2016 | CommCreative
- digital information world
www.digitalinformationworld.com
- Conversion Advantage
10 Digital Trends every Digital Marketer should know about in 2016 | Conversion Advantage
- CMO.com